そのまま付き合っちゃったなんてことも、ないやんな…!?


俺は絢斗の満足そうな顔を見て、異様なまでに焦ってた。


でも万が一付き合ったなら、絢斗やったら会った途端に自慢してくるかっ。

それがないってことは、まだ付き合ってへんって解釈していいんやんな?


…よかったよかった。


自分をそう説得して、心をなだめる。


そのとき、俺はふと絢斗のズボンに目が行った。