姫と年下王子たち

それは、笹野くんが言っていることが…正論だから。


教師を目指すあたしが、教育実習の時点で、特定の生徒に特別な感情を持つことなんて、絶対許されない。


…それでも、先生になりたいっ。


だからその夢のために、3人への気持ちをしまうことにした。

あたしは恋よりも、夢を優先することにした。


あたしだって、みんなに会えなくて辛かった。


辛ったけど、会ってしまったら…。