姫と年下王子たち

「そうそう。話し合いをする場には、持ってこいの環境や!」

「お前らがきたら、うるさくなるんだよ」


長谷川くんは小言を言いながら、家の鍵を開ける。


さっき桔平くん、“話し合いをする場”って言ってたよね…?

やっぱり、なにか言われるんだ…。


あたし…3人を避けてたから、それについて怒られるのかな…。


少し、気持ちが憂鬱になった。



長谷川くんに招かれ、リビングに入る。