姫と年下王子たち

そう言い放つ、絢斗の視線が鋭く刺さる…。


メールや電話をもらっても返さなかったから、悪いことをしたとは思ってるけど…。


…あたしの気持ちも知らないでっ。


っていうか、まずそういうことを聞いてるんじゃなくて……。


「学校はっ?」


それが、一番の疑問だった。


今日は普通の月曜日。

それに、まだ3時前だ。


当然、高校の授業がある時間帯。