髪飾りが園花の手に渡ると、俺たちの間をひんやりとした風が吹き抜けた。
「「あのっ…」」
沈黙のあと、偶然園花と同時に声を発した。
「…な、なんだよ?園花から言えよ」
「わ…私は大したことじゃないから、絢斗くんからどうぞ…」
…また、沈黙する。
「…じゃあ、俺から言うけどさ」
俺は、少し頬をかいた。
なぜだか、妙に緊張した。
「…今日は、…悪かったな」
「「あのっ…」」
沈黙のあと、偶然園花と同時に声を発した。
「…な、なんだよ?園花から言えよ」
「わ…私は大したことじゃないから、絢斗くんからどうぞ…」
…また、沈黙する。
「…じゃあ、俺から言うけどさ」
俺は、少し頬をかいた。
なぜだか、妙に緊張した。
「…今日は、…悪かったな」



