姫と年下王子たち

「それじゃあ、行くか」

「うんっ!」


俺は、園花の隣を歩いた。


少し歩いたあと、ふと俺の脳裏にあのときの言葉が浮かんだ。


“俺の見た感じ、園花ちゃん…絢斗のことが好きなんだと思うんだよ”


昨日…、翼が言っていたあの言葉が。



「あのさ、園花。お前に聞きたいことがあるんだけど」

「…ん?なに?」


くるりと園花が振り返る。

揺れる園花の髪飾り。