姫と年下王子たち

「じゃ、行ってくるわっ」


下駄を履くと、俺は園花との待ち合わせ場所の公園に向かった。



俺が公園に着くと、すでに黄色の浴衣に身を包んだ園花がいた。


「わりぃな、遅れて」

「…ううん、全然っ!」


小走りで、園花が歩み寄ってくる。


園花は巻いた黒い髪をアップにし、後れ毛を垂らし、うなじが妙にセクシーに見えた。


…浴衣着るだけで、雰囲気って変わるもんなんだな。