姫と年下王子たち

「気になるじゃねぇか!言えよっ」


翼は口ごもる。


そんなあからさまな態度を取られると、隠される方が気分が悪い。

言いたいことがあるならハッキリ言わなきゃ、こっちの気が済まねぇ。


「じゃあ、言うけどさ~…」

「おうっ」


翼は、はぁ…とため息混じりの息を吐く。


「俺の見た感じ、園花ちゃん…絢斗のことが好きなんだと思うんだよ」



…その場に沈黙した空気が流れる。