姫と年下王子たち

「それはそうだけど…。本当に園花ちゃんのこと、なんとも思ってないの?」

「ああ、まったく!」


それだけは、断言できる。


ひなと会ったときみたいに、心臓がドキドキして、体温が上がったように体が熱くなることもない。


園花は、俺の子分。

俺が好きなのは、ひなだけっ!


「…そっか」


なぜか、肩を落とす翼。


「なんだよ?」

「…いや、なんでもねぇよ」