姫と年下王子たち

「あ?俺は、毎回送ってっだろ?」


園花を家まで送ったのは、今回が初めてではない。


学校帰りに園花と遊んだり勉強したあとも、いつも送っていた。


「べつに、変なことでもねぇだろ?」

「いや〜…。絢斗、単車にねーちゃん以外の女の子って、乗せたことがなかったからさ」

「あ~。それは、なんとなくだよ」


俺からしたら、園花の性別は男でも女でもなく、“子分”だしっ!