姫と年下王子たち

ここは、日が沈むこの時間帯は、右を向くとオレンジ色に染まる西の空を見ることができ、左を向くと暗闇に煌めく街を臨むことができる。


たまたま時間帯が重なりそうだったから、わざわざ少し遠回りをしてこの橋を渡ることにした。


せっかくなんだし、ここを目をつむったまま素通りするのはもったいない。


だから無理に目を開けさせてでも、園花に見せたかった。


「どうだ?キレイだろっ?」