姫と年下王子たち

「園花、どうかしたか?」


振り向くと、園花はなぜか強く目をつむっていた。


「…こっ、…こわいよ」

「こわいー?なんで?」

「だ…だって、絢斗くん…スピード出し過ぎでっ……」


スピード出し過ぎっつっても、まだ60キロしか出てねぇんだけど。


後ろに園花が乗ってるから、これでも安全運転してるつもり。


「あー!!…もう!!目ぇ開けてみろよっ」