姫と年下王子たち

15のガキが、なに恥ずかしがってんだよ。


「振り落とされたくなかったら、俺の言う通りにしろっ」


園花の両腕を俺の腰まで、ぐっと引っ張った。


そしてそのまま、風を切るように単車を飛ばした。



カーーーッ!!

久々に走ると、やっぱ気持ちいいな!


日の暮れかけるひんやりとした空気が、顔に当たる。


爽快な気分で走らせる俺とは反対に、園花は俺の背中でぶるぶると震えていた。