姫と年下王子たち

そして園花は、バッグからピンクのハンカチを取り出すと、目元を拭い始めた。


ヤベ…。

マジで泣いてんじゃん…。


ってか、なんで急に泣いてんだよ…!?


ついさっきまで、篠川花火大会に行くのが憧れだっつって嬉しそうに話してたくせに、その数秒後には泣くって…。


さっぱり意味わかんねー…。



「どうしたんだよ~、園花」


とりあえず、園花の背中を摩ってなだめる。