姫と年下王子たち

すべての真実を知った今、無性に泣きたくなった。


あのとき、俺がカフェに入って行って由香里から訳を聞けば、別れずにすんだんじゃないか…。


そう考えると、今の俺の気持ちには…後悔しかない。



「…そっか。涼に見られてたのか…」


絡まった誤解の糸が解け、由香里もようやく理解した。


「急に涼から、別れようってメールがきたから…、ビックリしたよ…」