姫と年下王子たち

あいつ、本当は今日もcoco-toへこようと…。



苦しそうに、肩で息をする由香里。


「…由香里!!」


俺は無意識のうちに、そう叫んでいた。


周りの野次馬の視線は、担架の由香里から瞬時に俺に向けられた。

そして、救急隊員も俺に目を向ける。


「キミ!このコの知り合いかい!?」

「あ…、はい。まぁ…そんな感じで……」


救急隊員の問いかけに、しどろもどろで答えた。