姫と年下王子たち

すると、涼も絢斗と同じことを言い出した。


「んなわけっ…」


そう言って俺も耳を澄ますと、…確かに廊下に反響してかすかに声が聞こえた。


だれや、だれや?

俺ら以外にも、保健室に用事あるヤツがおるんか?


保健室に近づくにつれて、より鮮明に聞こえる2つの声。

1つは低く、もう1つは高い声。


…どうやらそれは、男と女の声やった。


なんや?