姫と年下王子たち

俺らは、余裕を持ち過ぎてたのかもしれへん…。


しかし、絢斗の答えは違った。


「俺、思ったんだけどさ…。ひなの応援する声が聞こえてから、調子が悪くなったと思うんだよな…」


…ひなちゃんの応援する声?


あっ…。

でも確かに、心当たりがある……。


“神龍寺くん、工藤くん、長谷川くん、がんばれー!!”


2回戦で、ひなちゃんが大きな声を出し始めてから、俺らのミスが続いてた。