姫と年下王子たち

絢斗は両腕を頭の後ろで組みながら、俺たちに尋ねた。


「さぁ、なんでだろうな」


興味なさそうに答える、涼。


「俺らがただ単に“勝てる”って思って、調子乗ってただけなんちゃう?」


今思えば、俺らは相手チームをナメてたんかもしれへん。

ナメてたらつい気が緩んで、それがミスに繋がる。


どんなスポーツでも、“勝ちたい”と最後まで強く思うヤツが勝ち残る。