姫と年下王子たち

「おっ?ドアの隙間から、中が見えそうじゃね?」


確かにドアの隙間から、中の光が漏れてた。


ひなちゃんがいいひんなら、わざわざノックして入る用もないしっ。


下から、絢斗、俺、涼の順番で縦に並んで、片目をつむって中の様子を覗き込んだ。


そこに見えたのは、向かい合わせで座るひなちゃんと笹野先生やった。


「ひな、いるじゃんっ」

「なら、いっしょに帰れるか誘ってみる?」