姫と年下王子たち

やっぱり絢斗のことやし、そんな大した用とちゃうかった。


「今日は諦めるんだな」

「…そうする」


シュンとして、肩を落とす絢斗。


「あ!その代わりに、ひながもしまだ学校に残ってたら、いっしょに帰ろーっと♪」


しかし、すぐに元気を取り戻した。


切り替え、むっちゃ早いしっ。

さっきまでの落ち込みは、どこへやら。


ほんまにこいつは、喜怒哀楽が激しいヤツやな…。