姫と年下王子たち

「でも、男子チームのヤツらも様になってきたな!」


絢斗は、スクールバッグをリュックのように背負った。


「そうやな!教えた甲斐があるわっ」


俺もバッグを肩にかける。


「じゃ、帰るか」


ズボンのポケットに手を突っ込んだ涼のあとを追うように、俺と絢斗も教室を出た。


「…そういえば涼っ、今何時!?」


突然、絢斗がなにかを思い出したかのように、涼に時間を尋ねた。