姫と年下王子たち

そう呟きながら、何度も何度も美姫ちゃんはあたしの体を揺さぶる。


「美姫、ちゃんと覚えてるんだから…!!告白大会で、桔平が告白した相手が秋月先生だって…!」


それを聞いて、思わず心臓がドキッと飛び跳ねた。

…だけど、なにも言葉を返せなかった。


他のクラスのコは、告白大会であたしの顔は覚えていなかった。

だから、こうして平穏に教育実習期間を過ごせていたけど…。