姫と年下王子たち

「私、さっき手を洗いに行くときに、美姫見たよっ」

「ホント…!?どこでっ?」

「1人で、体育館の方に向かって走って行ったよ」


…体育館の方。


「ありがと!」


あたしはお礼を言うと、急いで体育館に向かった。



体育館前。

グラウンドから離れているため、ここには人影はなかった。


美姫ちゃんは中にいるのかと思ったが、体育館の扉には南京錠がかけられていた。