姫と年下王子たち

あたしは、自然と握り拳に力が入った。


…許せなかった。

同じ教育実習生として。


いや…、人間として。


そんな最低な人間である笹野くんには、それ相応の罰を与えてほしかった。

…あたしが言えばっ。


でもそうなれば、美姫ちゃんは…。


一体…、どうしたら……。



「生徒を見捨てられる?秋月先生っ」


笹野くんは、余裕たっぷりの笑みを見せる。