姫と年下王子たち

「…それはっ」


口ごもるあたしに対して、笹野くんはここぞとばかりに畳み掛けてくる。


「言えないよな~!教育実習生と生徒が保健室でヤってただなんて、そんな恥ずかしいことを秋月ちゃんの口からっ!」


笹野くんは、あたしを完全にナメた目で見ていた。

あたしがそんなことを言う度胸がないことに、確信を持っているようだ。


「…たとえ、言うことが恥ずかしいことでも、あたしだって間違ったことを正すためにはー…」