姫と年下王子たち

…お姉さんかな?


「…え~っと、あなたが家庭教師の先生?」


お姉さんは、首を傾ける。


「はっ、はい!はじめまして、秋月ひなと申します!」


あたしはお辞儀をした。


「はじめまして。中へどうぞっ」

「失礼します!」


広い玄関に、あたしの靴がちょこんと並ぶ。


するとお姉さんが、くるりと振り返る。


「秋月先生…だったかしら?」

「はい!」