姫と年下王子たち

机を動かす生徒。

黒板消しをクリーナーで掃除する生徒。


タイル状に敷かれた木の板の床。

窓の白い大きなカーテン。

なにかの行事で優勝したのか、画鋲で貼られた賞状。


そのすべてが、懐かしい光景だった。



30分ほどで、掃除は終了。


「秋月先生、いっしょに帰ろーぜ!」


誘ってきたのは、あの4人組。


「ごめんっ。あたし、森本先生に呼ばれてるんだ。たぶん遅くなるから、先に帰ってて」