姫と年下王子たち

首を傾げる、森本先生。


「…え、いえ…べつに。…すみません」


あたしは、慌てて俯いた。

大きな声を出してしまったことが恥ずかしくて、穴があったら入りたかった。


そういえば、さっきの昼休みのとき…。


“じゃあ、だれ先生?”

“森本先生っ”

“マジで?”

“うんっ、マジだけど”

“それならさっー…”


絢斗が言いかけていたのは、このことだったのか。