姫と年下王子たち

「ちょっと、翼!大きな声で、“ねーちゃん”なんて呼ばないでよね…!」


ここは、家ではなく学校。

それに今は、あたしと翼は姉弟ではなく、先生と生徒の関係。


「じゃあ、“ひなちゃん”は?」

「それもダメ」

「“ひな”は?」

「もっとダメっ」

「なら、“秋月さん”は?」

「ん〜…。それは…、ダメじゃないかもっ…」


おちょくるようにあたしに質問を投げかける、桔平くんと絢斗と長谷川くん。