姫と年下王子たち

なんであんなに走らないといけないのか、今でもよくわからない。


でも、そんなことも今となっては懐かしい。



4限が終わり昼休みになる頃には、教育実習生全員がこの部屋に集まっていた。

パンやおにぎり、お弁当など、自分の昼食を机に広げる。


「森本先生の授業って、生徒から人気らしいね!」


そう言って、あたしに話しかけてきたのは、あたしの右隣に座る女の子。