姫と年下王子たち

このとき、初めてだれかに“先生”と呼ばれた。


秋月…先生か。

ちょっと照れくさいかもっ。


でも、イヤじゃない。

…むしろ嬉しい。


そうだよねっ。

あたしはたとえ教育実習生でも、生徒からしたら“先生”なんだよね!


よしっ!!

がんばるぞ~!


そう前向きに考えると、さっきまでの不安もどこかへ飛んで行った。



あたしは職員室から出ると、その隣にある小さな部屋に入った。