姫と年下王子たち

…やっぱり。


40人近くにも及ぶ生徒の視線のすべてが、前に立つ自分に向けられる。


緊張…しないわけないよね。


「でも、なんでも慣れですよ。生徒たちに教えることがたくさんあって、緊張することさえ忘れてしまいます」


はぁ~…。

なんか、今から緊張してきたっ…。


そんな不安そうなあたしの顔を見て、森本先生があたしの肩を軽く叩く。


「大丈夫ですよっ、秋月先生!」