姫と年下王子たち

その看護師の姿を見て、ようやくここが病院だと実感することができた。


看護師は、病室のカーテンを開けた。

窓からは、俺の知ったような景色が見えた。


おそらくここは、俺の家と学校からも近い場所にある総合病院だ。


「…あ、あのさぁ。俺って…どうやってここに運ばれたの?」


今は、それが気がかりだった。

まるで切り取られたかのように、.…その間の記憶がまったく思い出せない。