姫と年下王子たち

…じゃあ。

ひなが抱きしめてくれたことも…夢じゃないっ!


俺はそのことを思い出すと次第に嬉しくなってきて、布団を被ってニヤニヤしていた。



コンコンッ!


俺が布団の中で妄想していると、病室のドアがノックされる音がした。


「おはようございます、神龍寺さんっ」


透き通るような声で病室に入ってきたのは、白のスカートに紺色のカーディガンを着た看護師だった。