姫と年下王子たち

レイジは、俺を見下したまま満足そうな笑みを見せると、仲間を連れて去っていった。



「ひな…、大丈夫か…?」

「…う、うんっ…!」


ようやくひなの無事を確かめることができた。


しかしここで、ひなの右の頬が赤く腫れているのに気がついた。


…タカシかだれかに殴られたのか。


俺が、もう少し早く駆けつけていればっ…。


俺は、後悔の念に駆られた。