姫と年下王子たち

俺を罵倒する声と共に、髪を鷲掴みにされ、レイジによって嫌でも現実に引き戻された。


「…う、うっせー…」


俺は残ったわずかな力を振り絞って、レイジを睨み返す。


そんなボロボロになった俺の姿を見て、レイジはしたり顔を浮かべる。


「日本一の称号は、俺らがもらうからな」


…やっぱり、目当てはそれだったか……。


「…ちょっと待ってよ!こんなやり方、ズルいー…」