姫と年下王子たち

ひなの叫ぶ声が聞こえた。


目を向けると、ひなが涙を流しながら俺を見ていた。


「ひな…お前……。…な…んで…、目…開けて…ん…だよ…」

「…もういいよ!!あたしは、どうなっても構わないから…!!」


そう訴えかける、ひな。


…そうはいくかよっ。

ひなが傷つく姿なんて、俺が見たくねぇ…!!


「なんで、反撃しないの…!?絢斗なら、一瞬のはずでしょ…!?」