姫と年下王子たち

ひなが俺の言いつけ通りに目をつむったのを確認すると、俺はレイジに視線を送った。


「いいぞっ」

「じゃあ、遠慮なく」

「おう。好きなようにやれ」


レイジは右腕を後ろに引くと、思いきり俺の頬にその拳をぶつけた。


ドサ…


殴られた反動で、俺は地面に倒れた。


殴られたのは…久しぶりだ。

こんな痛みだっけ?と、改めて思った。


…白虎の総長っつっても、大したことねぇな。