姫と年下王子たち

初めてこいつらの存在が…恐ろしいと思った。


ひなが捕まってさえいなかったら、俺1人でレイジもタカシもぶっ飛ばして、暴れられるっていうのにっ…。


…一体、どうしたら……。



「…危ないっ、絢斗!!」


そのとき、ひなの声が聞こえた。

と同時に背後に気配を感じ、俺は反射的に避けた。


後ろから俺を殴りかかろうとした白虎のヤツは、勢い余って前屈みに地面に倒れる。