姫と年下王子たち

「俺に、そんな偉そうな口利いてもいいと思ってんの?この女がどうなっても知らんで?」


ニヤリと口角を上げるレイジ。


…しまった!

ひなっ…!!


ひなに目を向けると、タカシはさらにひなの顔にナイフを密着させていた。


一瞬、ひながナイフで刺される姿が…俺の脳裏に浮かんだ。


それが現実ではなくても、俺の鼓動は速くなっていた。

額には、じわりとイヤな汗も滲んだ。