姫と年下王子たち

あいつら、ひなをあんな風にしやがってっ…。


「絢斗っ…!!」


ひなは、潤んだ瞳で俺を見つめていた。


「てめぇは黙ってろっ」


そう言って、タカシはひなの顔にナイフを突きつけた。


怯えるひな。


「タカシ!!…てめぇ、ひなを離せっ!!」

「せっかく捕まえた獲物を、そう易々と手離すかよ!」


…くっ!

本当にあいつ、…白虎の仲間だったのか。