姫と年下王子たち

中からは、かすかに笑い声が聞こえた。


…白虎のヤツらっ。


俺は深呼吸をすると、4番倉庫の扉を開けた。



「ひなーーーー!!!!」


薄暗い倉庫の中には、白虎のヤツらがウヨウヨとたむろっていた。

そして俺の声に反応して、一斉に俺を睨みつけた。


そんなザコには目もくれず、俺は一直線にタカシとレイジに向かって歩き出した。

そのタカシとレイジの間には、縛られたひなが座り込んでいた。