姫と年下王子たち

その途中、家からわずか100メートルにも満たない辺りで、なにかを蹴飛ばした。

俺は、とっさに足を止める。


暗くて見えないが、その蹴飛ばしたなにかを拾い上げた。


…それは、紙袋だった。


中になにか入っているのか、意外と重たい。


なんだろうと思い中を覗くと、…チョコの甘い匂いがした。


紙袋の中には、チョコレートケーキが入っていた。


…チョコレートケーキ?