姫と年下王子たち

…でも、今日が家庭教師初日。


気持ちをなんとか落ち着かせて、恐る恐る門の横のインターホンを押した。


ピンポーン…


豪邸の見かけとは違い、意外と普通の家庭と同じ呼び鈴だったことにちょっとだけ安心する。


『はい』


すぐにカメラ付きのインターホンから、女の人の声がした。


「あの、わたし…、本日こちらに伺わせてもらう予定の、家庭教師の秋月ー…」