姫と年下王子たち

獲物を待ち構える肉食動物かのように、タカシくんは不敵な笑みを浮かべながら、舌舐めずりをした。


その態度と言葉に腹が立って、あたしは縛られた両足で、思いきりタカシくんに蹴りを入れた。


「絢斗になにする気…!?」

「…てっめぇ。こっちがおとなしくしてりゃ、調子にのりやがってっ!!」


…バシッ!!

「きゃっ…!」


あたしは、勢いよく地面に倒れた。