姫と年下王子たち

「あんた今、“なんでこんなところに…!?”って聞いたやろ?まぁもうすぐしたらわかることやけど、特別に教えたるわっ」


レイジは後ろに手をまわし、頭に巻いていた黒のバンダナの結び目をギュッと縛り直した。


「気に食わへんヤツがおるから、そいつを潰しに、わざわざこんなところまできてやってん」

「気に食わない…ヤツ?」

「ああ。やから、そいつをおびき出すために、あんたが必要やったってワケや」