姫と年下王子たち

「おいっ、てめぇ!!レイジさんに向かって、なんだその口の利きー…」

「ええって、タカシっ」


レイジという男が、あたしを殴ろうとして、大きく振りかざしたタカシくんの腕を止めた。


「でも、レイジさん…!」

「やから、ええって。さっきまではビビってたくせに、随分と度胸のある女やなぁ」


本当は怖いけど、あたしは負けるもんかと、レイジという男を睨んだ。