姫と年下王子たち

けど、タカシくんという知った顔がいて、いつもの雰囲気とは違うくても、ほんの少しだけ安心感が生まれた。


しかし、タカシくんはフッと鼻で笑った。


「ロープなんて、解くわけねーじゃんっ」


クックックッ…と左の口角を上げ、歯を見せて笑うタカシくんには、昨日のような無邪気な面影はなかった。

まるで、仮面をつけたように…別人だった。


「…タカシくん、どういうこと……?」