姫と年下王子たち

…そうだっ!

あのとき、ハンカチの匂いを嗅がされて…。


それで…目が覚めたら、この廃虚の倉庫にいた。



それに、あたしの両手両足がロープで縛られていることに、今初めて気づいた。


「と…とりあえず、このロープ…解いてもらえる?腕が痛くて…」


両手は背中の後ろで縛られていて、肩と肘が痛かった。


なんで、ロープで縛られているのかもわからなかった。